SBI ホールディングス、百笑市場、CTIA、3社にてブロックチェーン技術を活用した農作物サプライチェーンプラットフォームの実証実験を開始

弊社、株式会社CTIA(シー・ティー・アイ・エー)(本社:シンガポール、CEO:手塚 満)と、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝氏)、株式会社百笑市場(本社:茨城県下妻市、代表取締役:染野 実氏)は、農作物のサプライチェーンプラットフォーム構築を目的とし、3社にて米の出荷プロセスにおけるデジタル記録やデータ共有に関するPoC(実証実験)を2020年7月より開始いたします。

従来、農作物のサプライチェーンにおいては、参加する生産者、卸問屋、物流、加工、倉庫、貿易、国内・輸出先小売店などの各組織ごとに生産計画や入出荷計画が管理されてきたため、急激な需要の変化やパンデミックが発生した際にサプライチェーン全体に負荷が掛かり、サプライチェーンの機能が低下したり失われたりします。また、紙やFAXなどアナログなオペレーションによる非効率なワークフローが多く残るなど、農業界は様々な問題や課題を抱えています。

サプライチェーンプラットフォームでは、農作物のサプライチェーンにおける作業記録や取引履歴をブロックチェーン/分散台帳技術を用いて記録することで、整合性のあるデータの確立と、組織内外での安全なデータ共有を実現します。そして、サプライチェーン全体でのデータ共有による取引の自動化・効率化や流通のトレーサビリティ(情報追跡)の社会実装を目指します。

本実証実験では、CTIAが開発する「Traceability as a Service(TaaS)」を用いた検証を行います。百笑市場が流通させる茨城県産米の入出荷プロセスにおいていくつかの検証シナリオを用意し、業務効率化の効果測定やデータ共有におけるセキュリティの検証、またUIの設計などを実施してまいります。なお、PoCの期間は約2ヶ月を予定しています。

 

SBIホールディングス株式会社

事業内容:株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等
所在地 :東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
代表者 :代表取締役社長 北尾 吉孝
ウェブサイト:https://www.sbigroup.co.jp/

 

株式会社百笑市場

事業内容:日本産米の輸出
所在地 :茨城県下妻市半谷514-2
代表者 :代表取締役 染野 実

 

株式会社CTIA

事業内容:ブロックチェーン事業
所在地 :大阪府大阪市中央区西心斎橋1-15-7アサノビル6F
代表者 :代表取締役 手塚 満
ウェブサイト:https://ctia.ltd

【このプレスリリースに関するお問合せについて】

本件に関するメディア関係者様からのご質問やご要望については、下記お問合せ先までご連絡ください。

株式会社CTIA|CTIA Co., Ltd.
担 当: 織多、小笠原
電 話: 06-6563-7885 
メール: support@ctia.ltd
ウェブサイト: https://ctia.ltd

お問い合わせ

私たちの専門チームに連絡して、ビジネスにおける課題について検討しましょう。まずはお気軽にお問い合わせください。弊社のカスタマーチームが専門の担当スタッフにお繋ぎします。